ふくらはぎの悩み


スリムなふくらはぎをめざすなら

美脚の条件といえば、すんなりと伸びたふくらはぎ。太ももに比べてふくらはぎはスカートを履いた時など、露出していることも多いですよね。隠すことができない部分だけに、太いふくらはぎが気になる…という女性も多いのではないでしょうか。 では、このふくらはぎはどんな筋肉や骨から構成されているのでしょうか。ふくらはぎ痩せを目指す前に、詳しく考えてみましょう。

効率よく鍛えたい、ふくらはぎ

ふくらはぎとはすねの後ろの部分のふくらんだパーツのことを指しています。ふくらはぎには腓腹(ひふく)筋とひらめ筋の下腿三頭筋(かたいさんとうきん)と呼ばれる筋肉が通っています。下腿三頭筋は主に足首を曲げたり、伸ばしたりするための筋肉で私たち人間の体を支えてくれる重要な筋肉ということができます。 アスリートにとっては特に重要な筋肉で、ネット上でもこの下腿三頭筋を鍛えるさまざまなトレーニング法が紹介されています。

ふくらはぎの骨は下腿骨(かたいこつ)と呼ばれ、脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)・膝蓋骨(しつがいこつ)といった骨から構成されています。 脛(すね)をぶつけて痛い思いをすることがありますが、これは脛骨の打撲ということができます。また、女性に多いO脚はふくらはぎの骨が曲がってしまったものではなく、膝の関節が外側に曲がってしまった状態なのだそうです。 ふくらはぎを細くするには下腿三頭筋をほどよく鍛えることがよいとされています。ネットなどで公開されているトレーニングは男性向けのものも多いようです。男性のようなたくましいふくらはぎになってしまわないよう、エクササイズやマッサージは女性向けのものを選ぶようにしましょう。

ふくらはぎがスリムになると

女性の体のパーツの中で一番、はじめに男性の目が行くのはどこだと思いますか?意外かもしれませんが、実はふくらはぎなんだそうです。 私たち女性は贅肉を落とすことよりも、ヒザ下の長さを気にしがちですが男性は長さではなく、ふくらはぎがすんなりと伸びているかどうかをチェックしているのです。 確かに、ふくらはぎがほっそりしていれば、全体的にスリムに見えますよね。 スカートやワンピースなど女性らしいスタイルのファッションをしているときはなおさら、ふくらはぎの太さが気になるのだとか。 スタイルがよくなりたい!というのは女性なら誰もが持っている願望ですが、実はふくらはぎの細さは異性からのモテにも深くかかわる部分であることが分かります。では、ふくらはぎの贅肉を落とすにはどうしたらよいのでしょうか。

ふくらはぎの太さの原因とは

継続的に運動をしていて、がっちりと筋肉がついているというかたは、まず筋肉をほどよく落とすことから始めましょう。激しい運動は控える、体が温まっている入浴後にマッサージをするなどして筋肉をほぐしていきます。

まったく運動しないでいると、それはそれでメリハリのない脚になってしまいますので、適度なストレッチやウォーキングは続けるようにしましょう。 ふくらはぎの肉を落とすには、まずマッサージでむくみをとる必要があります。 ふくらはぎが太い!と悩んでいる人の多くが、脚がむくんでいることが多いのだそうです。 足首のむくみを落とすとヒザ下がすんなりと細くなって、一気に美脚に近づくことができます。 足首からヒザの裏に向かってリンパを流すようにして力を入れてマッサージしましょう。壁に向かって垂直に立ち、肩手を壁についてつま先だちするストレッチもふくらはぎの肉を落とすのに効果的です。

ふくらはぎだけ痩せることはできる?

美脚の絶対条件ともいえる、スリムなふくらはぎ。全体的にそれほど太っていなくても、むくみや運動による筋肉が原因でふくらはぎが太くなってしまっている女性は意外に多いようです。 露出していることが多いパーツなので、ふくらはぎだけ痩せればスタイルがいいという印象を与えることができます。しかし、ふくらはぎだけ痩せる…ということはできるのでしょうか。

ふくらはぎだけ細くしたいなら

部分痩せが難しいということはダイエットを志したことのある女性なら、誰でも一度は聞いたことがあると思います。反対にダイエットをしても脚だけは太いまま…そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。 上半身やおなかと違って、体の末端に近いふくらはぎの太さは、むくみや偏った筋肉のつき方が影響していることが多く、これらの悩みを解消すれば、ふくらはぎだけを細くすることは決して不可能ではありません。

激しい運動をしていた人は、少し運動量を落として筋肉を柔らかくしてみましょう。むくみが気になる人は半身浴やマッサージを習慣にしてみてください。また、むくみをそのままにしていると、セルライトのような硬い脂肪がついてしまいます。 むくみはその日のうちに解消するようにしましょう。寝るときに脚を高くするのも効果的です。

ふくらはぎ痩せを目指す場合でも極端に痩せようとするのはNGです。ケガや病気で入院していた人が、筋肉が落ちてしまって、元のように歩けるようになるまでリハビリが必要になったという話しを聞いたことがありませんか? ふくらはぎの筋肉は私たちの体を支えてくれる重要な役割を持っています。ふくらはぎを細く、美しくしたい!という人も筋肉を落とし過ぎないように注意しましょう。

ふくらはぎをキレイに細くする

ししゃものようなふくらはぎを細くしたい!という場合、どんな点に気をつければよいでしょうか。 定期的な運動をしているという方は運動後、ストレッチをすることで硬い筋肉がついてふくらはぎが太くなるのを防ぎ、脚痩せすることができます。

ダイエットのためのエクササイズでも、終了後にクールダウンのためのストレッチをするようになっているのはそのためなのです。 1日中歩いて、脚がぐったり…というときも、ストレッチをすることで筋肉痛になったり、老廃物が溜まるのを防ぐようにしましょう。 ストレッチをした後、スリム効果のあるマッサージ剤などを使ってマッサージしていきます。ふくらはぎの高い位置にあることで、脚をより細く、長く見せて脚痩せすることができます。贅肉を押し上げるようにしてヒザの裏に向けてマッサージしてください。

ファッションでふくらはぎ痩せ効果!

では、ファッションでふくらはぎを細く見せることを考えてみましょう。 ボトムはパンツならクロップド丈がオススメです。太い部分はカバーして、足首を見せるので脚痩せした印象を与えることができます。 全体的な脚の太さが気になる方は黒やネイビーなど、濃いカラーを選ぶとよいでしょう。 スカートならタイトスカートよりも、裾がフレアになっているタイプがオススメです。

ヒザの辺りですぼまっているようなタイトスカートはふくらはぎの太さを強調してしまうのでNGです。 スカートの丈は膝がぎりぎり隠れるくらいの丈を選ぶとよいでしょう。 濃い色のタイツは足の太さをカバーするアイテムとして定番ですが、ストッキングでも黒の柄ありタイプはふくらはぎを細く見せてくれる脚痩せアイテムとしてオススメです。

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