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イスカ(ISUKA)の寝袋の魅力とは?特徴や種類、選び方を解説

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イスカの特徴と種類と選び方

寝袋(シュラフ)は、宿泊を伴うキャンプや山登りなどのアウトドアに欠かせないアイテムです。

モンベルやナンカ、コールマンやスノーピーク、そして、ノースイーグルやイスカなど、シュラフを販売しているメーカーはたくさんありますが、今回は、その中からイスカの寝袋の魅力についてご紹介します。

イスカの寝袋の特徴や種類はもちろん、選び方のポイントについても詳しく紹介しているので、購入を検討中という方はぜひ参考にしてください。

イスカ(ISUKA)とは?

イスカHEARTY&QUALITY

イスカ(ISUKA)は、昭和47年創業の、大阪に本社がある企業です。

「HEARTY&QUALITY(心あるモノづくりで、最高の品質を。)」をコンセプトに、寝袋(シュラフ)の製造・販売をしています。

イスカの寝袋の特徴は?

イスカの寝袋(シュラフ)

イスカの寝袋(シュラフ)には

  • 3D構造で睡眠中の圧迫感を軽減
  • 保温性に優れた中材と撥水性に優れたシェルを使用
  • 厳しい基準をクリアした縫製技術で基本性能と耐久性もバツグン
  • ゴム製のコードを標準装備で出入りも簡単
  • 立体的なフードで圧迫感を軽減
  • ジッパー内部に内蔵されたドラフトチューブで放熱を防止
  • コードポケットでフード周りのコードをすっきり収納
  • ショルダーウォーマーで寝袋内が暖かい

という特徴があります。

それぞれの特徴について、ご紹介します。

3D構造で睡眠中の圧迫感を軽減

イスカの「エアモデル」は、上部にゆとりのある「3D構造」になっています。

3D構造であることによって、寝袋の内部に適度な余裕ができ、睡眠中の圧迫感が軽減されています。

また、内側の生地と外側の生地を異なるサイズで裁断・縫製する「ディファレンシャルカット」により、身体へのフィット感が高められています。

さらに、中に入れるダウンの量をエリアごとに変えることにより、保温効果の高さを実現しました。

保温性に優れた中材と撥水性に優れたシェルを使用

保温性に優れた中材と撥水性に優れたシェルを使用

イスカの寝袋は、最高品質のダウンを使用しています。

その結果、デットエアを大量に取り込み、優れた保温性能を実現しています。

また、保温材を包むシェルには、撥水性・強度・軽量性に優れた素材を使用し、耐久性もバツグンです。

厳しい基準をクリアした縫製技術で基本性能と耐久性もバツグン

厳しい基準をクリアした縫製技術で基本性能と耐久性もバツグン

寝袋の縫製は、耐久性にも大きく影響します。

イスカの寝袋は、厳しい基準をクリアした縫製技術で縫われているため、性能や耐久性に優れています。

ゴム製のコードを標準装備で出入りも簡単

ゴム製のコードを標準装備で出入りも簡単

イスカの寝袋は、全てのモデルでゴム製のコードを使用しています。

ゴム製のコードを使用することによって、寝袋への出入りがしやすく、緊急時もスムーズに対応できます。

また、暑い時の温度調整も簡単です。

立体的なフードで圧迫感を軽減

イスカの寝袋は、頭を包み込むフード部分が立体的に作られています。

フード部分が立体的に作られていることにより、圧迫感を軽減し、低温時の保温性にも優れています。

ジッパー内部に内蔵されたドラフトチューブで放熱を防止

イスカの寝袋は、ジッパーの内側に中綿が詰まったドラフトチューブが内蔵されています。

その結果、保温性に優れた寝袋となっています。

コードポケットでフード周りのコードをすっきり収納

イスカの寝袋には、コードポケットがあります。

コードポケットには、フード周りのコードを収納することができます。

ショルダーウォーマーで寝袋内が暖かい

イスカの寝袋には、ショルダーウォーマーがついています。

ショルダーウォーマーが付いていることによって、首と肩の部分を包み込み、寝袋内部の暖かい空気が寝袋の外に出ていくのを防ぐことができます。

イスカの寝袋の種類は?

イスカ6つの種類を紹介

イスカの寝袋には、

  • ISUKA AIR
  • DOWN PLUS
  • PUFF
  • PILGRIM
  • ALPHA LIGHT
  • BASIC

という6つの種類があります。

特徴 耐気温 価格
ISUKA AIR
かるい・ちいさい・あたたかい。日本の定番高品質のダウンと引き裂き強度・耐摩耗性・耐熱性・超撥水性能に優れた「ナイロン」66を使用
-30℃
19,800円(税込)~69,300円(税込)
DOWN PLUS
かるい・しなやか・あたたかい。高品質のダウンとポリエステルマイクロファイバー素材を使用
-35℃
15,400円(税込)~46,200円(税込)
PUFF
軽量・耐水・防水・透湿。エアの性能にウインドストッパーをプラスした高機能モデル
-35℃
2021年4月現在販売なし
PILGRIM
ダウンやマイクロライト、エアーフレイク®を使用
0℃
2021年4月現在販売なし
ALPHA LIGHT
軽量・コンパクト・濡れや湿度に強い化繊。20デニールのポリエステルリップストップを採用。化繊のスタンダードモデル
-20℃
13,200円(税込)~22,000円(税込)
BASIC
沢・サイクリスト・キャンプ・防災準備にも。肌触りの良いポリエステル素材を内側に使用
-15℃
4,620円(税込)~16,500円(税込)

ISUKA AIR

ISUKA AIR(イスカ エア)は、引き裂き強度、耐熱性、耐摩耗性、超撥水性能に優れた「ナイロン66」をシェルに使用しています。

また、保温材には、720フィルパワーと800フィルパワーのダウンを使用しています。

720フィルパワーのダウンを用いているモデルは、足元と胸側をボックス構造に、そして、背中側をシングル構造にしています。

一方、800フィルパワーのダウンを用いているモデルは、ジッパーを省きシングル縫製で仕上げるなど、ダウンの性能に応じた工夫がなされています。

ISUKA AIRには、素材と性能の違いから15種類のモデルがあります。

DOWN PLUS

DOWN PLUSは、ダウンとポリエステルマイクロファイバー素材を組み合わせたモデルです。

耐久性に優れた寝袋であり、キャンプや施設での宿泊をはじめ、よく寝袋を使用する登山を好む方におすすめです。

構造と素材の違いから7種類のモデルがあります。

PUFF

PUFFは、シェルにウインドストッパーを採用している高機能のモデルです。

-30℃、-35℃という気温に耐えうるので、ヒマラヤや極地など、寒い場所でも使用できます。

PUFFは、810EXと1100の2種類のタイプがあります。

PILGRIM

PILGRIM(ピルグリム)は、超軽量のナイロンと、厳選した保温材を組み合わせたモデルです。

胸側には720フィルパワーのダウンを、そして、背中側にはマイクロライトを使用するなど、保温性だけでなく耐久性に優れた寝袋となっています。

また、サイドにあるファスナーは、フルオープンタイプとなっているので、足元まで全開することができます。

そのため、寝袋ととしてだけでなく、ブランケットや布団の代わりにも使用することができます。

PILGRIMは、使用可能な気温に応じて3つのモデルに分けられています。

ALPHA LIGHT

ALPHA LIGHTは、化繊を用いたスタンダードモデルです。

シェルには、引き裂き強度に優れた20デニールのポリエステルリップストップを、そして、中材には独自の保温材であるマイクロライトを使用しています。

マイクロライトは、3デニールと4デニールの中空ポリエステルと1.5デニールのマイクロ繊維とを組み合わせたものであり、このマイクロライトを屋根瓦のように並べることによって、保温性能と収納性とを両立した寝袋となっています。

性能の違いから、5つのモデルに分けることができます。

BASIC

BASICは夏に使用することを想定して作られたモデルであり、化繊を使用しています。

軽量かつコンパクトに設計されたモデルで、バイクのツーリングやサイクリング、沢登りなどに愛用者が多いモデルでもあります。

性能の違いから4つのモデルに分けることができます。

寝袋の選び方は?

イスカのモデル選びを2つのポイント

ISUKA AIRからBASICまで、さまざまなモデルがあるイスカの寝袋。

その中から、適した寝袋を選ぶには、

  • 使う時期
  • 気温

がポイントとなります。

それぞれの選び方について、ご紹介します。

使う時期で選ぶ

使う時期で選ぶ

どのモデルを選ぶか、という時、まずチェックしたいのが使用する時期です。

イスカのホームページでは、中部山岳の1000~2000mに泊まる前提で、それぞれの時期に適した寝袋を簡単に選ぶことができるQUICK CHOICEを紹介しています。

QUICK CHOICEでは、1月から12月までの使用する時期で選ぶことも可能です。

ただし、標高2000m以上で泊まる予定であったり、北部で利用する予定の場合、数字を加える必要があります。

まだ使用する時期が決まっていないという方は、季節を問わず使えるモデルを選ぶと良いでしょう。

気温で選ぶ

気温で選ぶ

寝袋は、製品によって、15℃以上の暖かさがあるところでのみ使用できるものから、-35℃の寒さにも耐えうるものまで、シェルや中材の素材によって違いがあります。

気温は、100m上がるごとに0.6℃下がるといわれています。

使用する予定の場所がどれくらいの気温のところなのかを調べて、対応する寝袋を選ぶようにしましょう。

寝袋のお手入れ方法は?

イスカのお手入れ方法を紹介!

寝袋のお手入れ方法では

  • 水分を取り除くこと
  • 洗濯して汚れをおとすこと

が大切です。

水分を取り除く方法と洗濯方法について、ご紹介します。

水分を取り除く

寝袋は、睡眠中の汗などの水分がしみこんでいます。

水分が染みこんだまま仕舞いこんでしまうと、カビなどが発生する原因となります。

そのため、使用した後は風通しのいい場所で陰干しをすることが大切です。

陰干しの方法としては、収納袋から取り出して、室内で数日間広げておくだけで十分です。

シーズンオフには、大きめの袋やストリージバッグなどで保管するようにしましょう。

ダウンモデルはクリーニングに

寝袋の性能を回復するためには、クリーニングが大切です。

ダウンを使用しているモデルは、信頼できる業者に「石油系ドライ」もしくは「水洗い」を指定して依頼しましょう。

中性洗剤を使用すれば、自宅での洗濯も可能です。

信頼できる業者が無い場合、イスカでのドライクリーニングも可能です。

イスカのドライクリーニングの料金は、

・ダウンモデル…5,400円(税込)
・化繊モデル …4,320円(税込)

この料金以外に、送料と代引き手数料等が別途かかります。

化繊モデルは自宅で洗濯可能

化繊を使用しているモデルは、自宅で洗濯することができます。

少し汚れている場所は、濡れたタオルで汚れを拭きとる程度でも十分です。

寝袋を丸洗いしたいという場合は、バスタブなどにたっぷりの水またはぬるま湯をはり、中性洗剤を薄く溶かして押し洗いをしましょう。

押し洗いをした後は、十分すすぎ洗いをして、風通しのいいところで乾燥させましょう。

絞ったり、脱水機に掛けると寝袋を傷めてしまう可能性があります。

寝袋の保管方法は?

イスカストリージバッグで保管が大切

キャンプや山登りのシーズンオフには、通気性の良い大型のストリージバッグで寝袋を保管しましょう。

そうすることによって、寝袋のロフト(嵩高)を失うことがありません。

保管する際には、寝袋は陰干しして十分に水分を乾燥させること、そして、ストリージバッグは湿気の少ない冷暗所に保管することが大切
です。

イスカはモンベルやナンガとはどう違う?

イスカ・モンベル・ナンガを表で比較

寝袋を販売しているメーカーには、モンベルやナンガもあります。

モンベルやナンガの寝袋は、イスカの寝袋とどのように違うのか、その特徴について調べてみました。

※横にスライドできます

タイプ  重量
(g)
フィルパワー 価格 特徴
モンベル アルパイン
ダウンハガー800#3
548 800 27,500 ・表地に10デニールのバリスティック®エアライトを使用
・リミット温度は0℃
・収納サイズは13×26cm
・スパイラルストレッチシステムを採用し、120%の伸縮率
・ポルカテックス加工により、撥水性もバツグン
ナンガ UDD
BAG280DX
550 770 31,000 ・シングルキルト構造で、軽量かつ小型化を実現
・撥水加工をした15デニールのナイロンを使用
・収納サイズは13×20cm
・永久保証付き
・快適使用温度は4℃~-10℃
イスカ エア280X 570 800 29,000 ・3D構造で保温性とフィット感を実現
・引き裂き強度や耐熱性、耐久性や耐摩耗性にすぐれたナイロン66をアウターシェルに使用
・収納サイズは14×24cm
・リミット温度は-5℃

 

モンベルとナンガ、イスカで、同じようなフィルパワーのダウンを使用しているモデルについて比べてみました。

モンベルの寝袋の特徴としては、伸縮率が120%あり、内部での圧迫感が軽減されていることがあげられます。

ナンガの寝袋は、永久保証がついているのが特徴です。

生地が破れたり、劣化した場合でも、使用年数に関係なく保証してくれるので、安心です。

イスカの寝袋は、3D構造で保温性に優れているというのが特徴です。

使用する気温や時期に適した寝袋が分らないという場合、最適な寝袋を選ぶことができるのもイスカのポイントといえます。

イスカは寝袋以外の製品も豊富

寝袋の専門メーカーとして知られるイスカは、寝袋以外に

  • シュラフカバー・シーツ
  • マットレス
  • アクセサリー

などを製造・販売しています。

シュラフカバー・シーツ

シュラフカバー・シーツ

シュラフカバーは、名前の通り、シュラフ(寝袋)のカバーとして使用します。

寝袋(シュラフ)には、ダウンや化繊が中綿として用いられていますが、これらは、悪天候などで濡れてしまうと保温性が低下します。

そのため、防水性の確保と保温性の向上という2つの機能を備えたシュラフカバーは必需品となります。

イスカのシュラフカバーは、15デニールのナイロンをベースとした3層構造です。

素材はゴアテックスを使用していて、多くのキャンパーに愛用されています。

シュラフシーツは、布団のシーツと同じように用いるアイテムです。

保温性を高める性能があるポリエステル製のものから、コットン100%で汗や汚れを防ぐものまでさまざまです。

サイドスリット付きのシュラフシーツなど、出入りがしやすいものもあります。

マットレス

マットレスは、耐久性に優れたナイロン素材をベース

マットレスは、耐久性に優れたナイロン素材をベースとしています。

下側にノンスリップ加工をしていて、滑りにくいのも特徴です。

イスカのマットレスは、25mmと32mmの2つのタイプがあります。

25mmの厚みのピークライトマットレスはサイクリストなどに、そして、断熱性もある32mmの厚みのコンフィライトマットレスは、冬山に行く方や寒さに敏感な女性におすすめです。

どちらのタイプも、全身用だけでなく半身用とショートタイプがあります。

アクセサリー

寝袋やシュラフカバー・シーツ、そして、マットレスなど、キャンプや登山に必要なアイテムは様々ですが、イスカは、コンプレッションバッグやストリージバッグ、スパッツやグローブなども製造・販売しています。

コンプレッションバッグは、寝袋やシュラフカバー・シーツ、マットレスなどを入れて、圧縮することができます。

底とふたには丈夫な素材を、そして、胴の部分にはシリコナイズド・コーデュラを施しているので、引き裂き強度や耐摩耗性、耐久性に優れています。

ストリージバッグは、通気性に優れ、ホコリが付きにくいコットンを素材に用いていて、寝袋の保管に最適です。

まとめ

イスカのモデル選び

イスカの寝袋は、素材や縫製にこだわって作られています。

ダウンを使用しているものから化繊を使用しているものまで、さまざまなモデルがあります。

使用する時期や、目的の場所の気温に応じて、お気に入りの寝袋を見つけることができそうです。

>イスカの公式サイトを見る

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